
【初心者向け】エスプレッソに合う豆って?選び方のコツやおすすめの焙煎までまるっと解説!
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「エスプレッソって、豆が違うの?」「普通のコーヒー豆じゃダメ?」
そんな疑問、コーヒー好きなら一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
実は、エスプレッソ専用の「特別な豆」があるわけではないんです。ただし、“エスプレッソに向いている豆” は確かに存在します。
エスプレッソは圧力をかけて短時間で抽出するので、使う豆や焙煎度、挽き方ひとつで味がガラリと変わるんです。だからこそ、自分好みの一杯を見つけたいなら、豆選びはめちゃくちゃ大事!
今回は「エスプレッソに合う豆ってどんなもの?」というところから、焙煎や産地による違い、初心者にも使いやすいおすすめの豆まで、まるっと解説していきます!
エスプレッソと普通のコーヒー豆の違いってなに?
結論からいうと、エスプレッソ用の豆=特別な豆、というわけではありません。ただし、エスプレッソに向いている豆の特徴というものがあります。
ポイントはこの3つ!
1.中煎り〜中深煎り(イタリアンローストなど)
2.オイル感がしっかり出るタイプ
3.味にパンチがあってコクが深いもの
エスプレッソはお湯を一気に高圧で通して抽出するため、繊細な酸味や軽やかさよりも、コク・香ばしさ・苦味が主役になってきます。だから、豆もそれに合ったものが好まれるんですね。
どんな焙煎がエスプレッソ向き?
一般的にエスプレッソには中煎り〜中深煎りの豆が選ばれることが多いです。
焙煎度でいうと、「フルシティ〜イタリアンロースト」くらい。見た目は黒っぽく、油分が表面にうっすら出てるような感じの豆ですね。
この中煎り〜中深煎りが、エスプレッソの濃厚で苦味のある味わいをしっかり引き出してくれます。
ただし最近は浅煎りエスプレッソも注目されていて、「酸味のある明るい味わい」が好きな方には、浅煎りのシングルオリジンもおすすめ。とにかく好みでOKです!
産地でも変わる?味わいの傾向を知ろう
コーヒー豆の味は産地によって風味が大きく違うんです。エスプレッソにぴったりな豆を選ぶなら、以下のような特徴を覚えておくと便利!
ブラジル
まろやかでナッツ系の甘み。王道のエスプレッソブレンドにもよく使われる万能選手。
コロンビア
香り高く、ほんのり酸味も感じられるバランス型。クセが少なくて飲みやすいです。
エチオピア
フルーティで華やか。浅煎りエスプレッソにぴったり。シングルオリジン派に人気!
インドネシア(マンデリンなど)
濃厚でスモーキー。中煎り〜中深煎りにするとパンチのあるエスプレッソに仕上がります。
シングル?ブレンド?どっちがいいの?
「豆はシングルがいい?それともブレンド?」
これはもう、好みで決めてOKです!
シングルオリジン(単一産地の豆)
→ 風味の個性が際立っていて、テロワール(産地特有の風味)を楽しみたい人に◎
ブレンド
→ バランス重視。苦味・コク・酸味の調和がとれていて、ラテやカプチーノにも合いやすい!
初心者なら、最初はエスプレッソ用にブレンドされた市販豆を選ぶのが安心。慣れてきたら、産地ごとの違いを楽しむのも楽しいですよ。
家でおいしく淹れるために:豆の挽き方と保存方法もチェック!
エスプレッソでは挽き方がとっても重要!
極細挽きが基本ですが、エスプレッソマシンによって最適な粒度が微妙に異なるので、自分のマシンで味を見ながら微調整するのがベストです。
保存にも気をつけたいところ。
豆は「光・湿気・空気・熱」が大敵。買ったら密閉容器に入れて、できれば常温の涼しいところで保存しましょう。冷蔵庫は開け閉めで湿気が入るので注意。冷凍保存もアリですが、使うときにしっかり常温に戻してから挽いてくださいね。
迷ったらこれ!おすすめのエスプレッソ用豆3選
「最初の一本、なにを買えばいい?」という方のために、定番おすすめ豆をピックアップ!
タイプ | おすすめ豆 | 特徴 |
---|---|---|
王道の苦味派 | ブラジル×マンデリンブレンド | 中煎り〜中深煎りでミルクと相性バツグン |
軽めで華やか | エチオピア イルガチェフェ | フルーティで紅茶のような香り |
バランス重視 | コロンビア スプレモ | クセがなくて飲みやすい! |
これらは比較的手に入りやすく、初心者にもおすすめ。どれも通販やコーヒーショップで気軽に買えるので、気になったら試してみてください。
まとめ|自分好みのエスプレッソ豆を見つけよう!
エスプレッソは「豆選び」ひとつで味が変わる、奥深〜い飲み物。
こだわるほどに楽しさが広がっていきます。
・まずは中煎り〜中深煎りブレンドからスタート
・産地や焙煎度の違いを試してみる
・気に入った味を見つけたら、家カフェがもっと楽しくなる!
そんな風に、ちょっとした冒険気分で豆選びを楽しんでみてくださいね。
「今日はどんな豆で淹れようかな?」
そんな風に考える時間も、コーヒー好きの特権です!