2021-09-30

アラビカ種の味

世界で流通しているコーヒーの 

約70%を占めるアラビカ種 

  

  

風味が豊かなアラビカ種 

  

美味しさや 

生産効率 

病害虫に強くするため 

  

研究開発され 

今では200種類以上あります。 

  

 

その中から 

いくつかの品種とその風味を紹介します! 

   

 

 

「ティピカ種」 

 

アラビカ種の中でも一番古い品種 

 

まさに 

コーヒーのアダムとイヴ 

 

爽やかな酸味があり上品な味ですが 

 

非常に病気の影響を受けやすく 

生産地域が限られており、 

流通量が少ないです。 

 

 

 

「ブルボン種」 

 

ブラジルではコーヒーの原型とよばれており 

  

酸味と苦味のバランス良く 

コクがあり柔らかい味わいです。 

  

ティピカ種よりも丈夫で 

収穫量も多いのですが、 

   

   

収穫サイクルが隔年となり 

効率が悪い品種 

 

 

「ゲイシャ種」 

エチオピアのゲイシャ村で発見され 

改良されずに生き残っている希少品種 

 

果実の風味が強く 

一度飲んだら忘れられないと大絶賛 

 

   

土壌を選び 

実を付ける数が少ないので 

生産量が極めて少ない品種 

 

 

「スマトラ種」 

 

インドネシアのマンデリンで発見された品種 

   

濃厚なコクと重量感 

独特の苦味と質感が特徴 

 

お店によっては 

ティピカ種と記載しているところもあります。 

 

 

「カトゥーラ種」 

 

ブルボン種の突然変異 

 

ブラジルのカトゥーラという街で発見されたので 

街の名前が付けられています。 

  

豊かな酸味と強めの渋みが特徴 

  

ブルボン種より 

病気や直射日光に強く収穫量は多いのですが 

ブルボン種と同じく隔年収穫なので 

効率は悪い品種 

 

 

「ムンドボーノ種」 

 

ブルボン種とスマトラ種の自然交配によって誕生 

ブラジル・サンパウロで発見されました。 

 

味わいはマイルドですが、 

他のアラビカ種よりも風味が劣ります。 

 

ブルボン種と違い病気に強く 

安定して収穫ができる品種なので、 

生産性を意識して栽培されている品種 

 

 

「カトゥアイ種」 

カトゥーラ種とムンドボーノ種の人工交配させた品種 

 

味わいは軽めで飲みやすいので 

万人受けする品種 

 

病害虫に強く、 

標高が低くても栽培でき 

耐久性に優れた品種 

 

 

その他にもまだまだ 

たくさんあります。 

  

また、 

コーヒーの生誕地である 

エチオピアやイエメンでは 

未だに発表されていない品種があり 

   

 

エチオピアとイエメンのコーヒー品種は 

  

エチオピア原種 

イエメン原種 

  

と表記されています。 

   

 

コーヒーを選ぶ際 

品種にも注目して選んで見て下さい。 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA