2021-07-31

霜害

7月20日の早朝
ブラジルの最大産地である南ミナスを中心に
27年ぶりに大規模な降霜被害が発生したと
情報がはいりました。
 
 
今年の収穫は7割〜8割完了していたので、
輸入量と価格には大きく影響しないみたいですが、

若木へのダメージが大きく
来年度の収穫に大きく影響が出るそうです。
 
 

コーヒー栽培で一番大きく被害が出るのが
今回の霜害(そうがい)

ブラジルでは6月から8月の時期に
冷たい雨風が吹くと、
霜が降りるときがあります。

霜が降りると、
コーヒーの葉が茶褐色になって、
最悪のケースですと、
枝葉だけではなく
木全体が枯れてしまいます。

被害面積は広範囲に及ぶので回復には
数年を要するといわれています。

1976年〜77年には霜害で
前年の総生産量は3200万袋だったのが
800万袋にまで減り
コーヒー相場の価格は5倍にあがりました。

温暖化の影響で
世界各地で異常気象が発生し
日本も局地的豪雨で大きな被害がありまた。

 
今後も温暖化の影響が出ることが
心配です。

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